白髪の原因って??

性別・年齢関係なく髪のお悩みのひとつ・・・『白髪』
いったい、白髪の原因って??

残念ながら、白髪の原因はまだ明らかになっていません。
いくつか考えられるのは・・・

●過度のストレス
●血行不良
●加齢
●遺伝
●病気

《過度のストレス&血行不良》

過度のストレスが長期間続くことで、血管が収縮され血流が悪くなります。
末端まで十分な血液が流れなくなると、毛根にある髪を育てる『毛母細胞』まで栄養が届かなくなります。
元々髪は白色で作られます。成長の過程でメラノサイト(色素細胞)といわれる細胞から黒色のメラニン色素が作られることで黒髪が生えてきます。
髪を染めているわけではないのに髪が茶色い人や、真っ黒な髪の人もいると思います。
この違いは、メラノサイトがメラニン色素を作る数の違いといわれています。
茶色い髪の人は、真っ黒な髪の人に比べて、メラニン色素の量が少ないということですね。

では、ブロンドヘアの人はメラニン色素がない??
というわけではなく、ブロンドヘアと黒髪は、メラニン色素の数は同じです。
ただ、メラニン色素そのものの色が違います。

先ほど出てきました『毛母細胞』は、血液によって運ばれてくる栄養により働き方が変わります。
しっかりと栄養が毛母細胞に届けられると、メラノサイトの働きがよくなり白髪が減る場合もあります。
メラノサイトだけではなく毛母細胞が活発に働くことで、元気のない髪(細毛ややわらかい毛)の量を減らし、髪の内部・外部(キューティクル)がしっかり整った状態で髪を成長させることができます。約10万本あるという髪の1本1本を太く、ハリコシがある状態に育てることで見た目の印象が随分と違ってきます。

《加齢》

年齢を重ねることで、見た目の違いだけではなく体の中も変化していきます。
毛根では、メラノサイトの寿命が短くなることでメラニン色素が作られなくなり、白髪が生えてきます。
白髪だけではなく、頭皮がたるむことで毛穴の形が変わり、若い頃と髪質が変わったり、クセ毛になることもあります。

《遺伝》

若い頃から白髪に悩まされているという方もいらっしゃると思います。
若白髪は、遺伝が関係していることが多いといわれています。
メラノサイトの寿命が遺伝することがあるようです。

《病気》

病気や服用している薬が原因で、白髪になることがあります。
服用している薬を飲まなくなると新しく生える髪が黒髪になって生えてくることもあります。

その他

一部分だけ、白髪がかたまって生えてくる…
という場合は、その一部分の頭皮が血行が悪くなっていることがあります。
頭皮を触ってみて、突っ張っていたり硬くなっている場合は、髪に摩擦を与えないように頭皮をほぐしてみてください!
弾力のある頭皮になると白髪も改善することもあります( ˊᵕˋ )♡

絶対にやってはいけないこと!!
それは、生えてきた白髪を引っこ抜くことです。
無理やり抜くと、その毛根がダメージを受けるだけではなく、神経が繋がっている周辺の毛根まで傷めてしまいます。
抜くのではなく、数少ない白髪の場合は白髪を根元からカットすると、毛根を傷めず他の髪にも影響しなくて済みますよ♫

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