【美容師・理容師向け】スパニストが学ぶべき「セロトニンタッチ」癒しの科学とヘッドスパ

「セロトニンタッチ」とは、ヘッドライフ東京スクール代表・大八木先生が提唱した、癒しの科学を理論的に支えるタッチメソッドです。

この考え方は、ヘッドスパをはじめ、ハンドリフレクソロジーやフェイシャル、ボディケアなど、あらゆるリラクゼーション施術に応用できる“触れる哲学”といえます。

スパニストにとって、「セロトニン」と「オキシトシン」の理解は必須です。

セロトニンは心を安定させ、幸福感をもたらす脳内物質。

その活性化には、オキシトシン(愛情ホルモン)の分泌が深く関わっています。

そしてこの2つを引き出すカギが、「呼吸」「リズム」「心地よさ」を意識したタッチです。

軽擦(けいさつ)と呼ばれる“なでるような触れ方”は、相手の脳に「安心していい」という信号を送り、副交感神経を優位に導きます。

この状態では、セロトニンが活性化され、筋肉の緊張や痛みを和らげ、深いリラクゼーションが得られます。

施術後に「頭が軽くなった」「眠れるようになった」と感じるのは、この科学的反応が起きているからです。

一方で、ストレスによって分泌されるコルチゾール(ストレスホルモン)は、セロトニンの働きを抑制します。

そのため、セロトニンタッチではタッチの強弱やテンポを整え、呼吸に合わせて“安心のリズム”を生み出すことが重要です。

当スクールのヘッドスパ講座では、こうした神経科学とホルモン分泌の理論を基盤にした「癒しの技術」を体系的に学びます。

スパニストが理論を理解した上で行う施術は、単なるリラクゼーションを超え、心と神経に届く「科学的癒し=癒しの科学」になります。

これからの時代、ヘッドスパは“感覚で癒す”から“理論で導く”へ。

セロトニンとオキシトシンを理解し、脳と心を整えるスパニストこそが、美容師・理容師としてお客様の真の信頼を得る存在です。

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この記事の執筆者

ヘッドスパ専門店atama代表
江口 征次
インスタグラム大阪会場

  • ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
  • Head Life(ヘッドライフ)代表
  • 一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
  • 株式会社ヘッドクリック 代表取締役
  • 頭ほぐし専門店atama代表
  • ヘッドスパ専門店atama代表

【商品】
・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売
・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990

ドライヘッドスパおよびヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開講。
以来、日本全国はもちろん、海外からも多くの受講生が訪れる人気のヘッドスパ・ヘッドマッサージ資格講座を主催している。
また、美容師であり店長の西口まき氏と共同で、日本初の「整体ヘッドスパ」を考案し、国内外の美容師・理容師に指導を行っている。

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