科学で裏づける癒しのヘッドスパ|整体ヘッドスパの3つのレイヤー効果
美容室や理容室で人気の「ヘッドスパ」。
その中でも、当スクールで学べる“整体ヘッドスパ”は、リラクゼーションだけでなく、脳内のセロトニン神経を活性化させる可能性があるとされています。
つまり「癒し」に“科学的な裏づけ”をもたせられる新しい施術法です。
今回は、美容師・理容師の皆さんに向けて、この整体ヘッドスパの効果と価値を科学的視点で深掘りして解説します。
整体ヘッドスパの3つのレイヤー効果
整体ヘッドスパの働きは「自律神経・内分泌・脳活動」の3方向から説明できます。
ポイントは、一定のリズム × 中等度の圧 × 安心感のあるタッチ(情動的タッチ)です。
この3要素の組み合わせが、施術を「気持ちいい」から「意味のある技術」へと進化させます。
① 自律神経を整える
頭部へのタッチは心拍変動(HRV)を高め、副交感神経を優位に導くことが確認されています。
つまり、施術を通して「落ち着く・休まる」という状態を生理学的に生み出せるのです。
(出典:Liebert Publications)
② ホルモンバランスを整える
頭皮マッサージによって、ストレスホルモン(コルチゾールやノルアドレナリン)が低下したという報告もあります。
“数値で説明できる癒し”は、ヘッドスパの新しい提案材料になるでしょう。
(出典:PMC)
③ セロトニン活性とリズムの関係
セロトニンは呼吸リズムと強く関係しており、一定のテンポやゆったりした呼吸誘導を取り入れることで、安定した精神状態を促せます。
また「強圧ではなく中等度の圧」が、オキシトシン上昇やACTH低下といった良好な反応を生むと報告されています。
(出典:PMC)
④ “癒しながら集中できる”施術後の脳変化
マッサージ後には、不安低下とともに計算課題の速度・正確性が向上したという古典的研究もあります。
つまり、「眠くなるだけでなく、頭がスッキリする施術」だと説明できるのです。
(出典:PubMed)
⑤ 美容師・理容師にも優しい施術設計
整体ヘッドスパは、強い圧を使わずに結果を出せるため、スパニスト自身が疲れにくいお仕事です。
長時間の施術でも身体に負担をかけず、サロンワークの合間にも取り入れやすいのが特長です。
まとめ:科学で裏づける“癒しの技術”へ
整体ヘッドスパは、
自律神経を整えて「休まる身体」をつくり、
内分泌を整えて「落ち着く心」を支え、
脳活動を整えて「冴える思考」へ導く。
美容師・理容師としての技術に、“科学で語れる癒し”を加えることで、お客様への信頼性と説得力が格段に高まります。
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この記事の執筆者
ヘッドスパ専門店atama代表
江口 征次
インスタグラム大阪会場
- ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
- Head Life(ヘッドライフ)代表
- 一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
- 株式会社ヘッドクリック 代表取締役
- 頭ほぐし専門店atama代表
- ヘッドスパ専門店atama代表
【商品】
・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売
・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990
ドライヘッドスパおよびヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開講。
以来、日本全国はもちろん、海外からも多くの受講生が訪れる人気のヘッドスパ・ヘッドマッサージ資格講座を主催している。
また、美容師であり店長の西口まき氏と共同で、日本初の「整体ヘッドスパ」を考案し、国内外の美容師・理容師に指導を行っている。
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