スマホ病ってなに?

誰もが発症する危険性がある!? スマホ病とは?

美容ライター

スマートフォンを使用する人の多くが知らず知らずのうちに、スマホに起因する疾患を患っている可能性があります。それが「スマホ病」。「スマホ病」は特定の一つの疾患ではなく、さまざまな疾患の総称です。今回はそんな「スマホ病」についてチェック。スマホユーザの皆さん、「スマホ病なんて、自分は大丈夫!」なんて思っている場合ではありません。自分にスマホ病の前兆がないかチェックしてみてください!

スマホ病1.ストレートネック

スマホ病
スマホを使っている時の姿勢を確認してみましょう。前かがみなって、スマホを食い入るように見つめた格好になっていませんか?

スマホを長時間見つめ続ける下向きの姿勢が原因でおこるのが、「ストレートネック」です。本来S字カーブを描いているはずの首の骨が、真っすぐになってしまい、頭に負担をかけるというものです。

主な症状は、肩こりや頭痛、めまい、手のしびれなどが挙げられます。特に首が細く、筋力が弱い20~30代の女性がかかりやすいといわれています。

このような症状が出た場合、スマートフォンの持ち方を意識的に変えたり、姿勢の良さを心がけたりしましょう。

スマホ病2.テキスト・サム損傷

スマホ病ってなに?
スマホを片手で操作している人、よく見かけますよね。片手でテキストを打とうとするときに、よくやるのが、小指でスマホ本体を支える方法です。これが原因に起こるスマホ病のひとつが、テキスト・サム損傷です。

テキスト・サム損傷とは、スマホの持ち方によって、不自然に力がかかることで、小指の第一関節と第二間節の間が凹み、指がゆがんだ状態になってしまうことを指します。悪化すると、しびれや痛みを感じたり、「スマホタコ」と呼ばれるタコができたりします。

この疾患は、スマートフォンの持ち方を工夫することで改善の可能性があります。また、自分の手のサイズに合った適切な大きさのスマートフォンを選ぶことも大切になってきます。

スマホ病3.ブルーライト

スマホ病ってなに?3
スマートフォンの画面から出ているブルーライトが目に及ぼす影響も、危険性が叫ばれています。

ブルーライトが原因となる網膜障害や黄斑変性、ひどい時には失明に至る場合もある疾患です。特にスマホは、パソコンやテレビと比べて、目との距離が近くなりがちですので、ブルーライトの影響を受けやすいんですね。

ブルーライトは、目にかかわる疾患の原因になるだけでなく、睡眠障害などの原因とも指摘されています。特に、ベッドにスマホを持ち込んで、寝る直前までメールチェックをしている、なんて人は要注意です。

現在はブルーライトを遮断する眼鏡なども販売されているので、そちらを着用したり、スマホを見る時間を減らすといった対策を取ることができます。

スマホ病4.スマホ依存症

スマホ病ってなに?4
スマートフォンがないと不安、少し時間が空くとすぐにスマホをかまってしまう、そんな状況がスマホ依存症です。そんな方は、意識的にスマホを使用しない時間を作るなど、自己管理をすることが必要かもしれません。

自分では意識付けが難しい場合は、医師を頼るのも一つの方法です。大した疾患ではないと思いがちですが、依存症は一度かかってしまうと治すのが難しい病です。

スマホの使い方に注意

スマホ病ってなに?5

いかがでしたか? まさに現代病といっても過言ではない「スマホ病」。実際に目で見える症状から精神的なものまで、スマートフォンがもたらす病はさまざまです。便利なアイテムであるからこそ、適切に使用しておきたいですね。

  category: cuba-Rayのヘッドスパコラム