炭酸ヘッドスパは普通の施術とどう違うの?炭酸ヘッドスパのメリットとは

美容ライター

ヘッドスパはただ気持ち良いだけでなく、頭皮のクレンジングや体全体の血行やリンパの流れを促進する効果があります。
ヘッドスパは基本的に人の手で進められる施術ですが、ヘッドスパなどのマッサージに限らず美容室などでも炭酸水が用いられることがありますよね。
炭酸水を用いたマッサージにはどのような効果があるかご存知でしょうか?
「普通の施術と違ってどんなメリットがあるの?」と思われる方も多いのでは。

今回はそんな疑問にお答えするため、炭酸ヘッドスパで得られる効能についてご説明したいと思います。

炭酸ヘッドスパのメリット

施術に炭酸水を用いるメリットは大きく分けて3つあります。

「より高い血行促進効果」
炭酸水には細かい泡が見られますよね。これらは炭酸ガスと呼ばれる二酸化炭素の泡で、炭酸水を頭皮に浸すことでこれらの泡が皮膚を通して血管内に入り込んでいきます。
血管内に入った炭酸ガスを洗い流そうと体が反応して、血管が拡大して血行が良くなることによってよりヘッドスパの効果を高めることが可能です。

温泉などでも血行がよくなることは皆さんご存知ですよね。
実は炭酸泉のような温泉にも大量の二酸化炭素が溶け込んでいて、これらが血管を刺激して血流をよくするということが医学的に証明されています。
ですので、炭酸を用いたヘッドスパは温泉と同じような仕組みであると言うことができますね。
もちろん炭酸ガス自体には害はなく、洗い流されて体から抜けていきますので心配はありません。

「より高いクレンジング効果」
炭酸水は弱酸性で、頭皮についた脂質や角質などのたんぱく質を溶かして除去することが可能です。
特に毛穴に溜まった脂汗や細かい汚れも炭酸ガスの泡によって浮かびあがらせ、取り除くことができるので、人の手やシャンプーなどでは届かないところの洗浄もできるようになります。

炭酸水といえば刺激があるようなイメージがありますが、頭皮や髪を傷つけることもなく汚れを取り除くことができるので安心ですね。

「髪を健康に保つために役立つ」
髪の毛は通常弱酸性に保たれています。
しかし、髪の毛にカラーを入れたりパーマをかけたりする際に用いる薬剤の多くはアルカリ性です。
髪を染めたりパーマをかけたりすると髪に負担がかかることは皆さんご存知の通りですよね。
これらのアルカリ性に偏ってしまった髪質を弱酸性の炭酸水で中和することで本来の髪質に戻すことを促し、健康な時の髪の毛を取り戻すことが可能になります。
もちろん、弱酸性に戻ったからといってカラーやパーマが取れるということもありません。

いかがでしたか。
炭酸ヘッドスパと普通の施術との違いとそのメリットを理解していただけたでしょうか。
是非一度、炭酸ヘッドスパを試して見てくだいさい。

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