ヘッドスパでフケが治る!? フケの原因編

美容ライター

ヘッドスパに来店されるお客様のお悩みとして多いのが「フケ」です。
「ちゃんとシャンプーしているのにフケが止まらない」
「フケで不潔な印象を与えてしまうかもしれない」
「急にかゆみが出てきて、かきむしると大量にフケが…」
このようなお悩みを抱えて、多くのお客様が来店します。そんなフケですが、そもそも何が原因なのでしょうか。今回は、フケの原因についてお話しします。

・乾燥
不潔なイメージがあるフケですが、必ずしも頭皮状態が不潔だから出るという訳ではありません。その1つとして、頭皮の乾燥が原因となるものがあります。年齢を重ねれば、肌と同じように水分を蓄えているセラミドやコラーゲンが減少し、乾燥しやすくなります。40代以降は、特にその傾向が顕著に現れるようです。また、外の環境の影響を受けやすい頭皮は、紫外線や空気の乾燥によっても乾燥してしまいます。この乾燥により、表面の角質が取れてしまいフケとなるのです。フケに悩む方には、同時に頭皮のかゆみに悩んでいる方も多いのですが、これは角質が取れたことで神経がむき出しになってしまっていることが原因と考えられます。

・菌
人の肌や頭皮には、多くの菌がいることはご存知かと思います。頭皮を清潔な状態に保っておかないと、菌が増殖してしまいます。特にマラセチア菌と呼ばれるものは、湿度と皮脂を好むため、頭皮がベタベタしていたり皮脂が多かったりすると、増殖してしまいます。結果として、頭皮の新陳代謝が早まってしまい、細胞片がフケとして剥がれ落ちてしまうのです。

・ストレス
人は緊張すると、普段以上に汗をかきますよね。汗は、頭皮環境を悪化させる原因の1つです。また、普段の食生活が乱れたり、十分な睡眠を取れなかったりすると、肌荒れ同様に頭皮の状態も悪くなります。このようなストレスが原因でフケが発生するということも考えられるのです。加えて、フケやかゆみに留まらず、頭皮の潤いを保つために皮脂が過剰に出てしまい、ベタつきやニオイといったものも出てくる可能性があります。

いかがでしたか?
フケの原因として、乾燥や菌の増殖、ストレスなどが挙げられます。フケの状態から原因が何かを判断できることが多いです。例えば、フケが肩に落ちることが多い場合、乾燥が原因であることが考えられます。また、地肌に荒れや炎症がある場合、菌の増殖が原因であると考えられます。
自分で判断できない場合は、ぜひ当店にお越しください。
次回は、「ヘッドスパでフケが治る!? 解決編」をお届けします。

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