抜け毛の本数は問題じゃない!?ヘッドスパで正常なヘアサイクルに!!

美容ライター

「最近、髪の毛が薄くなった気がする・・・」
「シャンプーで髪を流した瞬間に指にまとわりつく抜け毛が気になる」
など、男性の方だけでなく、女性の方も、抜け毛で悩んでいる方は多くいらっしゃいます。たしかに、抜け毛の本数が多いと、「脱毛症かも」と不安になるかと思いますが、重要なのは、抜け毛の数よりも、どんな髪の毛が抜けたのかが非常に重要です。というのも、太くて根がしっかりとした抜け毛なら、正常な自然脱毛が起こっただけで、特に問題視する必要がないからです。

■正常なヘアサイクルは、4つの時期で成り立っている

本来、髪の毛は、「成長期」「退行期」「休止期」「脱毛期」の4つの時期に分かれます。そして、「成長期」から順に「脱毛期」まで行くと、最初の「成長期」にまた戻り、サイクルを繰り返すのです。これを、ヘアサイクルと呼びます。
まず、「成長期」は、毛母細胞が活発に分裂を繰り返し、新しくできた髪の毛がどんどん伸びる時期になります。次に、「退行期」は、活発だった毛母細胞の分裂が緩やかになり、髪の毛の伸びが止まるのです。このとき、髪の毛の根っこ部分(毛球)が、徐々に表皮に向かって動き出します。そして、「休止期」に移ると、毛母細胞の活動が止まり、毛球が表皮すぐ近くに移動し、脱毛準備が完了してしまうのです。最後に、「脱毛期」で、脱毛が始まると同時に、次の毛の成長が始まります。

■「成長期」によって、髪の毛の質がほぼ決まる!?

一般的に、「成長期」は2~6年、「退行期」は2~3週間、「休止期」は3~4か月と言われています。ただ、脱毛症の場合は、このヘアサイクルが乱れて、髪の毛が短期間で抜けてしまうのです。つまり、正常な脱毛と脱毛症による脱毛では、明らかに抜け毛の質が異なることが言えます。例えば、「FAGA(女性男性型脱毛症)」の場合は、「成長期」が数か月~1年ほどで終わり、そのまま退行期に移ってしまい、毛根部分が細く、小さくなってやせている髪の毛が抜けてしまうことが多いです。

■「FAGA(女性男性型脱毛症)」の正体とは!?

「FAGA(女性男性型脱毛症)」は、AGA(男性型脱毛症)の女性版です。実は、女性にも、男性ホルモンが少量存在します。そして、女性は、女性ホルモンの働きが充分であるときは、男性ホルモンの影響を受けないので、薄毛になることはありません。というのも、女性ホルモンは、「成長期」の期間をさらに持続させてくれるからです。しかし、「加齢」や「ストレス」により、様々なホルモンが分泌されたり、女性ホルモンの分泌量が減少したりすると、ホルモンのアンバランス化が起こり、ヘアサイクルが乱れてしまいます。これが「FAGA(女性男性型脱毛症)」の正体なのです。

いかがでしょうか。抜け毛の本数よりも、どのような髪の毛が抜けたのかが重要になってくるのです。もし、小さくなってやせている髪の毛だった場合は、脱毛症の恐れがあります。その場合は、ストレスをいかにうまく回避し、解消するのかが解決策となるのです。ヘッドスパは、髪の毛の健やかな成長と育毛だけでなく、リフレッシュ、リラクゼーション効果があります。抜け毛でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

このブログは、美容ライター当店はcuba-Rayさんの投稿によるものです。ヘッドスパ専門店atamaはヘッドスパ・ドライヘッドスパ・リラクゼーションマッサージ・整体を行っております。医療行為・医療類似行為は行っておりません。また、美容機器や商品の販売は行っておりません。何卒、ご了承くださいませ。

 

  category: cuba-Rayのヘッドスパコラム