ふけの正体って一体何なの?ヘッドスパでふけ改善!

美容ライター

子どもの授業参観に行っても、家事をしていても、気になってしまう頭のかゆみ。
「かゆいからといって頭をかいたら、ふけが出てくるし・・」
そのような悩みをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
ふけの正体が一体何なのか、ご存知でしょうか?今回はふけの正体を暴いていきます。

■ふけって何?なぜできる?

とうひは漢字で「頭皮」と表されます。これは頭の皮のように、1番外側の肌を示すからです。

このように漢字が分かることで大体どんなものか分かる、ということは良くありますよね。
ふけの場合、漢字では「頭垢」と表記します。このことからふけは垢の一種であり、頭からでてくるものを指すことが分かります。
「垢ということはやはり、頭が汚いからふけが出てくるの?」と思ってしまいがちです。
しかし実はそうではありません。ふけはむしろ頭の洗いすぎが原因の場合もあるのです。

それでは次に、なぜ垢ができるのかを解明していきましょう。

なぜ垢ができるのかを知るためには、皮膚の三層構造について知る必要があります。
実は皮膚は三層からなっていて、肌の外側から表皮、真皮、皮下組織に分かれています。それぞれに特徴があるのですが、垢に関係しているのは表皮のみです。
「代謝」や「新陳代謝」、「ターンオーバー」という言葉を聞いたことはありませんか?
肌は一定期間ごとに生まれ変わっています。この肌の生まれ変わりのことをターンオーバーといい、代謝が良ければターンオーバーが促進されます。
表皮は4層に分かれています。一番内側の層で、真皮から栄養を受け取り、表皮の元、見える部分の肌の元を作り出しています。それが表皮の一番外側の層にまで押し上げられることによって、肌が生まれ変わります。これが、ターンオーバーです。
ターンオーバーが正常に行われれば、肌はカサカサにもならないし、脂っぽすぎもしない、綺麗な状態が続きます。
しかしこの状態に何らかの原因でなれていない場合に、垢ができます。例えば肌がカサカサという状態になってしまうのは、代謝が良すぎてターンオーバーが早いからだと予想されます。
「肌がすぐに生まれ変わるということは、いつでも肌が綺麗でいい状態なんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし早すぎるターンオーバーは肌の保湿に必要な成分の不足に繋がります。その結果、肌がカサカサします。それがフケの原因になるのです。

■ヘッドスパで改善?

「ヘッドスパでふけを改善できるらしい!」そんな情報をどこかで聞いて、ヘッドスパが気になっておられる方もいらっしゃるかもしれません。

でもヘッドスパではシャンプーを行います。「頭を洗いすぎることがフケの原因である頭のカサカサの状態を作っているのに、ヘッドスパを受けてもいいの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしヘッドスパは言ってみれば「プロによるシャンプー」です。
頭を洗うということにはいらないものを洗い流して、必要なものを守るという役割があります。知識がなければ、必要なものまで洗い流してしまったり、いらないものを十分に洗い流せなかったりということが起こりえます。

ヘッドスパは頭の皮膚の毛穴の汚れを解消し、血行を良くします。頭の血行が良くなれば代謝が正常になり、ターンオーバーも正常に行われるようになります。
すると頭の皮膚のカサカサから解放され、結果的にふけに関するお悩みも綺麗さっぱりなくなるでしょう。

今回はふけについて紹介しました。
ヘッドスパで頭の皮膚環境を変えることもふけの改善につながりますが、生活習慣の改善も必要です。
質のいい睡眠のために夜はお風呂に浸かる、睡眠前は携帯やテレビを見ないようにする、また、ストレスを溜め込まないように自分なりのストレス解消法を見つけるというように、より良い生活習慣を身につけることで、内側からふけを解消します。ヘッドスパを受けて、外側から解消。これがふけを改善する方法です。ぜひ試してみてください。

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