妊婦さんにリスクがあるツボ

ドライヘッドマッサージ 妊婦 ツボ

こんにちは(^^)

 

ヘッドスパ専門店atama・頭ほぐし専門店atama北浜本店の西口です。

 

セラピストの仕事をしていると、妊婦さんから施術を頼まれる方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、妊娠中の私がマッサージを受けて実際に体調が変化したお話をさせていただきます。

 

私は、現在、妊娠後期の8ヶ月です。

 

 

妊娠してからは、何かあっては困りますので施術を受けないようにしていますが、妊娠する前まで、スクール卒業生の練習や試験など、約10年間、担当しておりました。

 

私生活でも、リラクゼーションサロンやヘッドスパ、カイロプラクティックなどに通ったりもしていましたので、施術はかなり、受けなれている方だと思います。

 

 

妊婦さんによくある妊娠中の体の変化や運動不足で起こる腰痛はありませんでしたが、デスクワーク中心のお仕事になり、肩・首の凝りは感じていました。

 

興味本位でマタニティ専門のサロンに行こうかな?

 

と考えたこともありますが、新型コロナウィルスが流行していることもあり結局行けていません( ;∀;)

 

限られた妊娠期間でマタニティ整体やマタニティマッサージの施術を受けるのも勉強になるだろうな・・・

 

(安定期は妊娠中期の5ヶ月からと言われています)

 

とも思いますが、今は外出を控えております(^-^;

 

 

先月、椅子に座った状態で行う【肩もみマスター講座】の練習会(4/25)を少人数で開催しました。

 

私の体調も良かったので、うつ伏せのベッドの施術ではなく、椅子に座って受けられるので、モデルとして少しだけ参加させてもらいました。

 

はじめは、

「やっぱり誰かにしてもらうマッサージは気持ちいいな(^^) 」

と思いながら受けていました。

 

 

しかし・・・

 

トータルで15分も受けていませんでしたが、急に軽いめまいから始まり、その後、お腹がパンパンに張ってきました。

 

すぐに受けるのをやめて、ゆっくりしていると症状は落ち着きました。

 

圧がすごく強かったわけではありませんが、明らかに体の変化が出てきました。

 

おそらく原因となったのは、ヘッドマッサージ講座やヘッドスパニスト講座を受講された方は習っている肩こりや頭痛に効果がある【肩井(けんせい)】のツボです。

 

【肩井】を押してもらうと、ズキーンっと響いて、痛気持ちいいと感じるのですが、子宮を収縮させる恐れがあるとも言われています。妊婦にとって、リスクがある部分です。

 

子宮の収縮というとピンとこないかもしれませんが、お腹を触ると、弾力がなく、カチカチになって張っている状態のことです。

 

今回の【肩もみマスター講座】の練習会では、何度か肩井も押してもらいました。

 

押してもらっている時は、「気持ちいい」と思っていましたが、少し時間が経ってからパンパンにお腹が張りました…

 

【肩井】は妊婦さんにはリスクがあると知りながら、

 

「今日も体調がいいし、試しに受けてみよう!」

 

という自分の行動で起こった体調の変化でした(;・∀・)

 

 

 

全ての妊婦さんがマッサージを受けて私と同じような症状が出るわけではないと思いますが、

 

もし妊娠中のお客様に施術をした後、

 

「めまいがしてきたんですけど…」

 

「すごくお腹が張ってきたんですけど…」

 

と言われてしまったらどうですか?

 

 

 

お客様も施術者も心配になりますよね。

 

 

 

残念ながら、当協会の施術はマタニティ(妊婦さん)向けに作られた施術内容ではありません。

 

江口代表によると、『マタニティヘッドマッサージを考案しようとしたが、モデル(実験台)になってくれる人がいないので開発できない。理論上でしか作れない。』とのことです。

 

 

妊婦さんの癒しに、少しでもお役に立ちたい、少しぐらいいいかな。と思いがちですが、何かあっては困りますので自分の知識にない施術は、お断りする勇気も大切ですね。

 

もし、おすすめのマタニティサロンがあれば紹介するなど、無理に施術は行わないようにしてほしいです。

 

あと、摩ってあげるぐらいは、大丈夫だと思いますので、オキシトシンがたくさん出るように秒速5~10センチで心地よいリズムと優しい圧で触れてあげてください。

 

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  category: スタッフ西口